知らない街、知らない人

この冬、福岡にも初めての雪が降った。

 

鹿児島を出てから5年間、毎年雪が舞うのを見る。

 

雪がしんしんと降る、と言う形容は、その景色を見ると頷けるものなのだと知った。

風のない雪の日は、雪はまさにしんしんと降る。

 

日本は小さな島国だと言うけれど、日本から出たことのない自分には分からない。

それどころか、原付で仙台と鹿児島を往復した経験からすると、とても広大な土地があって、この国のほとんどの景色を自分は知らないんだと思い知った。

 

自分の住んでいる街ですら、普段通らない角を曲がれば、知らない街並みがある。

 

インターンなどの就活系イベントに参加すると、新しい街を探検しているような気持ちになる。

どこに行っても大学院生などほとんどいないし、聞いたことの無い大学から来た人、聞いたことの無い学問を専攻している人、そんなのばかりだ。

 

普段生活しているコミュニティには大学生と大学院生しかいないが、大学院生なんか同世代の人口の8%程度にしか過ぎない。

いかに狭い世界を生きているか。

 

そして社会に出れば、これまで関わってこなかったような人たちと共に仕事をしていかないといけない。

不安もあるが期待もある。

これから出会う人たちは、自分にはなかった考え方をもたらしてくれるであろう人たちだから。

 

1年後の自分は、どこで何をしているんだろうか。