大晦日

2019年最後の日。

 

鹿児島の実家にいる。

年末感は、さほどない。

これは歳を取ったということか…?

昔は年末年始は嬉しかったものだけれど。

 

2019年最後の日をどう使うか、みんな悩みどころだろうが、

私は、そもそも朝3時までNHKのコント番組を見て夜ふかしをしていたので、10時ごろに起床。

親には申し訳ないと思っているが、実家の醍醐味。

 

自分の家では「ダメになってしまうから」と出していないコタツも、実家では当たり前のように居間に鎮座している。

その堂々とした出で立ちに魅せられて、コタツに潜らずにはいられない。

ダメになった。

実家に帰ってきた日は、風呂とトイレ以外でコタツの外に出たことはなかった。

廃人。

 

スーパーYouTubeタイムに勤しんでいるだけで、昼ごはんが出てきた。

美味しいご飯をありがとうございます。

 

これだけだとただのヒモなので、母の買い物を手伝いに行く。

大して手伝っていないけれど、家で寝ているよりはマシだ。

 

2019年最後の日の入りを見ようと、心躍る午後を過ごしていたのだが、

気づいたときにはもう沈んでいた。

実家の近くは西に高い山がそびえており、油断するとすぐに日が沈んでしまう。

 

山の陰から脱するべく、自らが東に移動するというチートを使い、最後のお日様を拝むことができた。

今年1年お疲れ様。

 

せっかくだし年賀状でも書いてみるかと、元日の朝には間に合わない年賀状を印刷して、手書きのコメントを添えた。

相手のことを考えながら筆をすすめるところが、手紙の魅力。

 

とはいえ、なかなか筆を執る機会はない。

でも、年に1回くらいはいいかもしれない。

今年特にお世話になった人たちに向けて投函した。

どこにいても、見えない何かで繋がっているような不思議。

 

日が暮れて、冷え込んできた。

明くる年はすぐそこまで来ている。

 

 

 

クリスマス

クリスマス当日は、美術館と出島へ。

 

長崎県美術館は建物がすでにオシャレだ。

というか、大体の美術館は建物がすでにオシャレだ。

常設展ででっかいハエのオブジェがあって、死ぬほど笑った。

クリスチャン・ボルタンスキーという芸術家の展示をしていたので、それを見たくて来た。

命について考えさせられる展示。

日毎に電球の灯りが消えていくという作品は印象的であった。

 

美術館内のカフェでお昼を食べた。

ガラス張りのカフェ。

オムレツサンドが美味しかった。

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美味しいオムレツサンド

 

出島では、昔の皿の絵付けに感動した。

キメの細かい絵柄。

どういう技法の名前だったか、さっぱり忘れてしまった。

ポンコツ

でも皿が美しかったことは覚えている。

 

この日の帰りは、特急列車のグリーン席を確保していた。

安くで取れる切符なので、正規の料金で指定席に乗るよりも安い。

ゴリゴリの豪華な座席だった。

座り心地◎

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885系グリーン車

乗るはずの列車は、鹿児島本線の遅れの影響で、長崎駅には遅れて到着したのだが、車内清掃の方々が頑張ってくれたおかげで、ほぼ定刻で折り返し出発した。

列車のダイヤを遅らせないために、いろいろな人の努力があるのだと思うと、頭が下がる。

特急列車グリーン席に乗って爆睡する、というブルジョワ活動をぶちかました。

 

夜は、スーパーで美味しそうなものを集めて自宅でディナータイム。

中トロの刺身を召喚してしまった。

昇天。

中トロ最高。

 

アルパカ(ワイン)に酔って、床で爆睡した。

 

 

イブ

24日、クリスマスイブはまずグラバー園から。

 

せっかくグラバー園に来たが、肝心のグラバー邸は耐震補強工事で見られなかった。

来年の11月頃まで見られないらしい。

知らなかった〜〜

 

鯉のエサがガチャガチャで売られていたので、買って恵んでやることにした。

しかし途端に無数の鳩が集まってきた。

なんとしても鯉のエサを強奪しようと腕や肩に乗ってくる。

「こらこら、一応人間だぞ」

と言いながら諌める。

人間サイドは鳩のことを「ポッポちゃん」くらいにしか思っていないが、本人たちは人間のことを何だと思っているのだろう。

動物たちの違う種に対する考えというのが、折に触れて気になる。

ネコちゃんも平然とスリスリしてくるが、どんな気持ちなんだろう。

ネコちゃんは正義。

 

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桜が咲いていた

クリスマスイブなのに、桜が咲いていた。

誰にでも失敗はある。

 

ガストで昼食にして、午後は軍艦島クルーズへ。

ずっと行ってみたかった軍艦島であるが、こちらも今は台風の影響で上陸不可能になっている。

その代わり島をぐるっと一周して、隣の高島に上陸するコースになっている。

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軍艦島(端島)

クリスマスイブに軍艦島を訪れる男になれる日がくるとは、夢にも思わなかった。

23年生きていれば、いろいろなことがあるものだな。

隣の島にはもふもふのネコちゃんがいた。

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モフモフモフモフ

 

そのあと、うっかり長崎駅でウィンドウショッピングをしてしまう。

服が、欲しい。

毎日思う。

お金が、欲しい。

服を我慢して、ディナーへ。

 

ホテルの15階にあるレストランのクリスマスディナーを予約していた。

1階からすでにすごそうなホテル(語彙力)だったが、15階からの夜景はとてもよかった。

赤ワインで幸せ。

 

美味しい料理とお酒でご満悦になったところで、稲佐山展望台へ。

ロープウェイの営業終了ギリギリに登ったので、帰りはタクシーを覚悟。

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長崎

まともに長崎の夜景を眺めたのは初めてだが、1000万ドルの夜景と言われるだけのことはあると思った。

どうして人は、光り輝くものが好きなのだろう。

星空と夜景はどこか似ている気がする。

 

タクシーのおじさんは、「せっかく来たんだから」と、いろいろと観光案内をしてくれた。

稲佐山にあるパワースポットだとか、道路脇の桜がきれいなんだとか、福山雅治の実家だとか、楽しませてくれた。

タクシーを呼んで正解だったなと思う。

 

帰りにコンビニで買ったお酒でぐっすり寝た。

 

 

九州の舞浜

12月23日といえば、平成の天皇誕生日であった。

皇位継承があった今年からは、ただの平日。

なんだか寂しい気持ちである。

クリスマス前に休みがあるというだけで、クリスマス気分をさらに高めてくれていた気がする。

 

23日から25日まで、長崎にいた。

我ながら出来すぎた話だとは思うが、クリスマスイブの日が彼女との記念日であるため、長崎旅行を挙行。

 

初日は、特急みどりで佐世保佐世保から大村線に乗り継いでハウステンボスへ向かった。

そのほうが特急ハウステンボスに乗るより数百円安い。

ちなみに佐世保駅はJR最西端の駅らしい。

知らなかった。

 

この時期のハウステンボスは、世界最大級のイルミネーションが有名だ。

仙台に住んでいた時期も、ハウステンボスのCMやポスターをよく目にしていた。

それをようやく目にすることができる。

そう思うとお腹が空いてきたので、大昔訪れた時にピザが美味しいと感じたお店「ピノキオ」で腹ごしらえ。

案の定美味しかった(いい意味です)。

写真無くてすみません。

 

園内に「カステラの城」というものがあるのだが、行ってみると丁度試食会をしていた。

しかし、試食のひとかけらがでかい。

試食コーナーでお腹いっぱいになったのは生まれてはじめてだ。

大盤振る舞い過ぎる。

 

二人乗りの自転車に挑戦したり、ホットワインとホワイトチョコがけいちごを堪能しながら外国人による生演奏を聞いたり、まったりしているうちに日が暮れてきて、イルミネーションの点灯式を迎えた。

 

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まばゆい光(撮影失敗)

まばゆい。

びっしりと電球で飾られた洋風の町並みは、まさに「映え」であった。

観覧車に乗って上空から見ると宝石のように美しかった。

花火も打ち上げられて、とことん光に包まれた夜だった。

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いわば眼下に広がる星屑

夜ご飯は、佐世保バーガーに挑戦。

めちゃめちゃ大きいし、密度が高い。

胃袋から溢れそうなくらいお腹いっぱいになった。

今になってよく考えるとずっと食べてばっかりだな。

油断すると食い道楽、グルメ旅になりがちである。

 

帰り際、通りかかったカステラの城から「ぜひカステラを食べて帰ってください」

そこまで言うなら、しょうがないなあ。

と、再びお店に入ると、なんか昼間よりたくさんカステラが並んでいる。

平日で人も少ないので、明らかに供給過多である。

もりもり食べて帰った。

生まれてはじめての日に2回目の試食満腹タイム。

だから、食べてばっかりなんだよなあ…

 

帰りは大村線の快速列車に乗って長崎まで向かった。

歩き回った疲れもあるし、見る景色もないので爆睡。

ほとんど寝たまま大村線完乗を成し遂げてしまった。

 

壁のように目線の高いところまで住宅の明かりが並んでいる。

10年ぶりの長崎市の景色に、なんとなく昔の感覚を取り戻してきた。

 

 

ただより安いものはないか?

世の中は、キャッシュレス時代だ。

来年の6月まで、対象店舗でキャッシュレス決済をすると5%程度の還元を受けることが出来る仕組みになっているからなおさらだ。

 

キャッシュレスだといくら使ったのか目に見えて分からないこともあって、あまり乗り気ではなかったのだが、電車に乗る時にチャージした余りがもったいないと思って、コンビニなどで使うと結構安くなるので、ハマってしまった。

 

そんな私は8枚の交通系ICカードを所持している。

SUGOCA

②icsca

③icsca

④RapiCa

Suica

PASMO

⑦monoSUGOCA

⑧Welcome Suica

といった具合。

正直言って頭が悪い。

 

SUGOCAは、JR九州が発行する交通系ICカードで、高校時代に定期として使っていたものを、SF利用出来るようにしてそのまま持っている。

これはまあ分かる。

 

②③icscaは、仙台市交通局が発行するもので、仙台市営バス・仙台市地下鉄と、宮城交通バス、仙台SuicaエリアのJR線のみで利用可能である。

電子マネーとしては利用できない。

これも大学時代の定期として使っていたものと、諸事情でもう一枚発行したものの2枚となっている。

2枚持ちという点で、そろそろ頭が悪くなってきた。

 

④RapiCaは、鹿児島市交通局・南国交通・JR九州バスが発行しているもので、鹿児島市電鹿児島市営バス、南国交通バス、JR九州バス北薩線、鹿児島交通バス、、桜島フェリー、垂水フェリーなどで利用できる。

JR線には乗れないし、電子マネーとしても利用できない。

せっかく大河ドラマ西郷どん」で観光客が増えるタイミングがあったにも関わらず、全国の交通系ICカードとの相互利用ができないままになっているという、無意味なものとなっている。

鹿児島でしか効果を発揮しないシロモノ。

 

Suicaは、クレジットカードに付帯しているもので、これはかなり汎用性が高い。

しかし、クレジットカードを持ち歩いて電車に乗るのも不安なので、⑥のPASMOを発行した。

SUGOCAじゃダメだったのか?という意見には応じられない。

最近になって気づいたが、対象路線のバスに乗ると、「チケット」なるものが付いて、次回乗車時にポイントとして利用されるらしい。

先週関東にいた時にそれが使えて、持っていて良かったと思った。

 

⑦monoSUGOCAは、北九州モノレールが発行するもので、相互利用可能かつ電子マネーにもなる。

デザインがかわいいというだけで購入。

頭を使おう。

 

⑧Welcome Suicaは、最近JR東日本が訪日外国人向けに発行し始めたもので、500円のデポジット(預り金)が無い代わりに、発行から28日で使用不能になる。

要するに、預り金の払い戻しの手間が省けて、かつ記念に持ってかえることが出来る、ということだろう。

なんか持っておきたいので、成田空港の端末で発行。

 

こうして、私の人生にも「大キャッシュレス時代」がやってきたのである。

 

セブンイレブンでよく買い物をするが、5%還元で、累計すれば結構お得になっているようだ。

安くなるんなら、いくらでもキャッシュレス決済してやるぞ。

 

「ただより高いものはない」というけれど、「ただより安いものもない」のだ。

 

いや、待て。本当にそうか?

 

松屋牛めし(並盛)は、店内で食べても、テイクアウトしても320円(税込)である。

しかし税率は店内飲食では10%で、テイクアウトでは8%であるから、本体価格としては、店内では290円、テイクアウトでは296円となる。少数切り捨て。

ところが、店内飲食限定で味噌汁がサービスされるので、次の連立方程式が成り立つ。

店内:牛めし+味噌汁=290円

店外:牛めし    =296円

つまり、味噌汁=-6円である。

 

ただより安いものもあるんだ、という話。